Top >  1度目の手術までの記録 >  下垂体腫瘍発見までの経緯

下垂体腫瘍発見までの経緯

それは意外なことから発見することになる。

今から9年前の平成9年8月にトヨタのランドクルーザーという4WDを購入しました。

当時26歳、それはもう嬉しかったですよ。ホントに(^^)
購入後ひと月ほどした9月のある日曜日、この日もいつものように乗り回していました。

そしてその日の帰宅途中に事件がおきました。

ドッか~ん!一旦停止を無視して出てきた車が、私に突っ込んできたのです。

念のため病院に行くことに・・・

診察室に入り先生の問診を受けていると突然思いよらないことを聞いてきました。

「あなたの手はいつから大きくなりました?」

いつからって、二十歳ぐらいからですかね。と、一応答えましたが

その先生は脳のホルモンを出すところに異常があると手が大きくなったり足が大きくなったりする事があると言いましたが、イマイチ僕にはピンときませんでした。
当時は何せ健康そのものだと思っていましたから。

とりあえずCTを撮り不安に駆られながら再度受診すると先生はこうおっしゃいました。

「結論から先に言いますと、この下垂体というところに腫瘍が写っています」

はぁ?腫瘍?
一瞬、血の気が引きました。顔もひきつっていたと思います。

「おそらく手術の話が出てくると思います」

はぁ?手術?
もう頭は、真っ白でした。いろんな事が頭をよぎり、その後の先生の話を ほとんどまともに聞けてなかったと思います。

「次回の予約を入れておきますので院長先生の診察を受けてください」ということで帰宅することに。

しかし結果的に運が良かったのか、その病院は地元でも脳外科で有名な病院だったのです。
もしかすると、違う病院に行っていたら発見できずにいたかもしれません。

私の顔と手を見ただけで病気を見抜いたこの先生は凄い方だと思っていましたが、後からその先生とお話する機会があった時に「見ただけで分かるなんて凄いですね」と言うと、あなたは「末端肥大症の典型的な顔と手」をしていたといわれました。
脳外科医なら誰でも分かりますともおっしゃっていました。

う~ん、いろんな病気があるもんだ。

1度目の手術までの記録

関連エントリー

下垂体腫瘍発見までの経緯 手術の覚悟を決めての診察 新たな展開 いよいよ手術