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下垂体腫瘍専門医の存在

2006年5月の診察の日、内分泌の先生が私に来月6月で病院を辞めると言われ(理由は開業されるらしい)、私自身かなり信頼をしていただけに少し不安になりましたが、後引き継いでくれる先生もちゃんといるなど、説明をして頂きましたが何故かしっくりこない感じがしていました。

その頃は、私を手術して頂いた脳外科の先生は引退されていて、今は新しい先生に代わっています。一度その先生も受診しましたが感覚的に好きになれませんでした。

そして、薬はきいているものの、このまま打ち続けるのもどうかと思い、他に方法はないものかと、もう一度下垂体腺種についてインターネットで調べ始めました。

そうすると、下垂体腺種の手術と言うのは脳腫瘍の中でも特に専門的で脳外科医なら誰にでも出来る手術ではない事が分かって来ました。

今更ですが、、、、、、下垂体腺種発見から9年後の事です。バカですね、ほんとっ!

当然、下垂体専門の先生もいるわけです。早く気づけば良かった!

さらに調べると地元にも下垂体専門の先生が一人いる事が分かり、この先生に一度診てもらいたいと思いました。

そして、それを内分泌の先生に話をして紹介状を書いて欲しいと申し出ると、心よく了解していただきK大学病院のT先生の診察を受けることにしました。

そして、T先生の診察の受けて言われて事は、サンドスタチンと言う高い薬を打ち続けることは普通は経済的に続かないと言われました。

確かにそのとおりだと思います。

成長ホルモンの値も手術をして40から20になったところであまり手術をした意味がない。(40が20になったところで異常であることには変わりないと言う意味に感じた。)

実際に手術をして私にみたいに40から20になったんだからやることはやったと言う脳外科医やそのままほっとかれている患者は結構いるらしい。

その点、私の場合内分泌の先生にフォローされて、高価ですがサンドスタチンを処方されていたので、まだ良かったと。サンドスタチンを知らない患者もたくさんいるとのこと。そしてサンドスタチンの値段も知らずに処方する先生もいるとの事。おそろしい。。。。

現に、私を診ていただいていた内分泌の先生もサンドスタチンの値段を僕がはなした時驚いていた。先生が診た患者でサンドスタチンを打ったのは私が第一号だったから仕方ないのか?でも、個人的には凄く信頼してました。

先生と話していて思ったことは、やはり腫瘍が残っていてもし取る事が可能ならば危険のない範囲で出来るだけとって、それでも抑えられない時に薬を使うべきであると。

ガンマナイフなどの方法もあるが、今はまだ報告されていないがこれから10年20年経ったときにその症害が出ないとも限らないとのこと。

この日、フィルムがなかった為に手術をするべきなのか?腫瘍は取れるのか?などの判断は出来ず、いろいろ話しをするにとどまり、次回フィルムを持っての診察となりました。

診察を終えて、感じたこと。
説得力があり、患者の事、これからの生活の事を真剣に考えてくれてる感じがして、もう全ておまかせしようと思いました。

2度目の手術までの記録

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